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ルボン(b) / クセナキス
Rebonds (b) / Iannas Xenakis

[使用楽器]

Bongos
Tumba
Tom-tom
Wood blocks

 

[楽曲説明]

 ルボンは、ギリシャの作曲家ヤニス・クセナキス(1922-2001)によるソロパーカッションのための作品です。
 クセナキスはアテネ工科大学で数学と建築を学び、建築家としては最近話題となったル・コルビュジエの弟子でもありました。作曲はパリ音楽院で学び、作曲に数学の理論を応用した方法を発案しました。打楽器のための作品としては本作以外に「ペルセファッサ」や「プレイアデス」などがあります。
本作品は第28回日本管打楽器コンクール(2011)のパーカッション部門の課題曲となるなど、打楽器のソロ曲としては古典的かつ名曲の一つであり、多くのCD等もリリースされています。
作品はaパートとbパートに分かれています。
曲名は英語でリバウンド(跳ね返り)を意味し、打楽器の奏法として特徴的な「スティック/マレットの打面からの跳ね返り」を活用した楽曲です。膜鳴打楽器の音色とウッドブロックによる木質の音色の織りなすコントラストがなんとも魅力的な小品です。

 

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