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テーブル・ミュージック
Table Music / Thierry De Mey
[使用楽器]
jardin (舞台下手)
Table
milieu (中央)
Table
cour (舞台上手)
Table
[楽曲説明]
当団では、第 1 回演奏会にて『紙コップ』を使った 「コーヒーブレイク」、第 2 回演奏会にて『食器』等を使った 「リビングルーム・ミュージック」を演奏しました。 全てを『手』で演奏するこの曲は「身近にあるもので打楽器アンサンブル」として括ることができるのではないでしょうか。
このような「パフォーマンス系音楽」は、撮影された動画が SNS 等で拡散されるなど、急速に一般に浸透してき ています。言うなれば「時代が追いついたばかりの音楽」 と言えるでしょう。
この曲は手と机から出される音のみで構成されており、 その中で様々な奏法が明確に指定されています。そこには 擦る、叩く、弾くなど「音としての指示」から、手の動かし方という「演出的指示」まで書かれており、こんなにも 多様な音や表現があることに驚かされます。 作者はこの曲を「手のバレエ」と表現したそうです。そ れもそのはず、作者ティエリー・ドゥ・メイは映画監督と しても活動しており、この曲は音だけでなく演出、つまり 見た目も含めて一つの音楽を構成するという、打楽器アンサンブルならではの曲となっています。
[Patissimoな一言]
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