top of page

フック
HOOK / Graham Fitkin

[使用楽器]

Player 1
・2 Tom-toms
・Marimba C28-C76 (4oct.)
・Bass Drum
・w/Pedal

Player 2
・Tom-tom
・Marimba A25-C76 (4-1/3oct.)
・Bass Drum
・w/Pedal

Player 3
・3 Tom-toms
・Marimba A25-C76 (4-1/3oct.)
・Bass Drum
・w/Pedal
・Splash Cymbal

Player 4
・Tom-tom
・Marimba A25-C76 (4-1/3oct.)
・Bass Drum
・w/Pedal 

[楽曲説明]

 グラハム・フィットキンは、複数台のピアノやコンピューターなど様々な編成の曲を世に送り出しているイギリスの 作曲家兼ピアニスト兼指揮者です。

 HOOK は 1991 年から 1992 年にかけて、打楽器四重奏 団「アンサンブルバッシュ (Ensemble Bush)」の委嘱で 作曲されました。1980 年代あたりから流行したディスコ の発展型、「ハウスミュージック」にインスピレーション を受けて書かれたとされ、ハウス独特のリズム:4つ打ち(バスドラムによる「ドン・ドン・ドン・ドン」)が随所に 聞き取れます。曲は時を刻むように終始一定のスピードを保ちつつ、 繰り返しのようで実は少しずつ変化しながら進みます。中盤、フレーズの断片がモザイクのように組み合わされカオスへと向かいますが、突如今までの事が嘘だったかのよう な爽快なフレーズへと移行します。最後は第一主題へ回帰し、スプラッシュシンバルを伴いながらクライマックスを迎えます。  演奏者としては、スタイリッシュなリズムやコードが感じられる反面、マレット ( バチ ) で叩くには鍵盤同士が近すぎたり離れすぎたりといった箇所が度々顔を出す、悩ましい曲です。
出典:ブックレット「The British Music Collection“Graham Fitkin”」LC00171、BackBeat Percussion Quartet Switchback BPQ02、Wikipedia

bottom of page